SNSの投稿文字数や、レポート・記事の指定文字数など、「あと何文字書ける？」「今どれくらい書いてる？」と気になることはありませんか？
特にiPhoneやiPadの「メモ」アプリは使いやすい反面、標準では文字数を表示してくれないため、不便に感じる方も多いはずです。
本記事では、iPhone/iPadでメモの文字数を確認するための方法を4つご紹介します。
App Storeで入手できる無料アプリから、Apple純正のショートカットやPagesを使った方法まで、目的や使い方に合わせて選べるように詳しく解説します。
「なるべく手軽に確認したい」「作業を効率化したい」「無料で済ませたい」といったニーズに応えられるよう、それぞれの方法のメリット・デメリットもまとめました。文字数を気にしながら文章を書く機会が多い方は、ぜひ参考にしてみてください！
目次
iPhone/iPadメモの文字数を確認する方法まとめ｜アプリ・ショートカット・Pages活用術
iPhone/iPadメモで文字数カウントが必要な理由
現代の情報社会では、ブログやSNS投稿、学校の作文やビジネス文書など、特定の文字数制限が設けられているシーンが数多く存在します。
たとえば、Twitterでは140文字や280文字の制限内で表現をまとめる必要がありますし、レポートや資料作成でも「○○字以内でまとめる」などの指示がよくあります
このような場面では、文章の長さを正確に把握することが求められます。
そんなときに役立つのが「文字数カウント」機能です。
文字数を意識しながら文章を作成することで、伝えたい内容を無駄なく、かつ的確に表現できるようになります。
しかし、iPhoneやiPadに標準搭載されている「メモ」アプリには、入力中の文字数をリアルタイムで表示する機能がありません。
そのため、文字数を知りたい場合は一度コピーして別のアプリに貼り付けるなどの手間が発生します。
特に長文や定期的な執筆を行うユーザーにとって、文字数の管理は重要な作業の一部となります。
こうしたニーズに対応するためには、外部の文字数カウントアプリや、Apple純正のショートカット・Pagesなどを活用する必要があります。
この記事では、iPhoneやiPadで文字数をカウントするための4つの代表的な方法を、それぞれの特徴や使い勝手を交えて詳しくご紹介していきます。
方法1：無料アプリ「文字数カウント」で簡単チェック
App Storeには、「文字数カウント」という名前の無料アプリがあり、入力した文章の文字数をその場で即座に確認することができます。
このアプリは、テキストをコピー＆ペーストするだけで、自動的に文字数がリアルタイムに表示される非常にシンプルな仕組みです。
アプリのインターフェースも直感的でわかりやすく、使い方に迷うことはほとんどありません。広告が控えめなタイプを選べば、集中して作業できるのもポイントです。
また、日本語だけでなく英語など他言語の文章にも対応しており、語学学習や多言語での文章作成時にも重宝します。
頻繁に文字数を確認するブロガーやライターの方、SNS投稿で文字数を意識したい方などには特におすすめのツールです。
さらに、アプリによっては文字数の履歴や過去の記録を保存できる機能が搭載されているものもあり、継続的な執筆作業のサポートにもなります。
簡易的な用途でも十分役立ちますし、無料で使えるのも大きなメリットです。
まずは試しに導入して、自分に合っているかどうか確認してみましょう。
方法2：メモ帳専用アプリ「文字数カウントメモ」を活用する
「文字数カウントメモ」は、メモ作成機能と文字数カウント機能が組み合わさった便利なアプリです。
このアプリでは、普段使いのメモ帳と同じ感覚で文章を書き進めながら、常にリアルタイムで文字数を確認できます。
画面上に文字数が常時表示されているため、いちいち別のアプリにコピー＆ペーストしてカウントする手間がありません。
特に長文の執筆や細かい制限のある文章を作成している際には、効率的に作業が進められるのが大きな魅力です。
また、iPadのような大画面では、文字の視認性が高く、同時に複数のメモを開いて作業することもできるため、より実用的です。
キーボードと組み合わせて使えば、まるでパソコンのような快適な環境で執筆作業が行えます。
一部のアプリでは、書いた内容の保存機能や、バックアップ、自動保存、テーマ変更といったカスタマイズ性の高い機能も搭載されています。
これにより、見た目や操作感も自分好みに調整できるのが嬉しいポイントです。
簡単なメモ取りから本格的な文章作成まで幅広く対応できるため、文字数管理を重視するすべてのユーザーにおすすめのアプリです。
方法3：Apple純正の「ショートカット」で自動カウントを作成する
ショートカット設定手順
iOS標準アプリの「ショートカット」を使えば、手軽に自分だけのオリジナル機能を作成できます。
文字数カウント機能も、複雑な知識がなくても数ステップで作れるのが魅力です。
以下の手順で設定してみましょう：
- 「ショートカット」アプリを開く
- 画面右上の「＋」ボタンをタップして新規ショートカットを作成
- 「アクションを追加」をタップし、「テキスト」と検索して追加
- 次に「文字数を取得」と検索してアクションに追加
- 最後に「結果を表示」などのアクションを加えると、結果がすぐ表示されます
設定が完了すると、任意の文章を貼り付けるだけで文字数がすぐに確認できる便利なショートカットが完成します。
実際の操作手順
日常的に使う場合は、メモアプリなどで文章を作成した後、全文をコピーしてからショートカットを実行します。
実行後、瞬時に文字数がポップアップで表示されるので、作業の流れを妨げません。
さらに、ショートカットをホーム画面にアイコンとして追加したり、ウィジェットとして表示させることも可能です。
これにより、アプリを開かずにワンタップでカウントできるようになります。
Siriと連携させて「ヘイSiri、文字数カウントして」と音声で起動させることもでき、ハンズフリーで操作できるのも大きな利点です。
活用シーンの例
- Twitterでの投稿前チェック（140文字以内や280文字上限の確認）
- ブログやWeb記事の文字数制限を満たしているかの確認
- 商品説明文やメルマガ原稿など、制限付きの文章作成に
- 勉強やライティング練習の際に目標文字数の達成度をチェック
このように、「ショートカット」を使えば、外部アプリに頼らずに文字数確認を効率よく行うことができます。
作業の自動化や時短を目指すユーザーにとって、非常に心強い機能です。
方法4：純正アプリ「Pages」で文字数をチェック
Appleが提供する文書作成アプリ「Pages」は、iPhoneやiPadでも本格的なワープロソフトとして活用できる優れたアプリです。
特に、文字数カウント機能が非常に充実しており、文章のボリューム管理に最適です。
以下の手順で文字数を確認できます：
- Pagesを開き、新規ドキュメントを作成（テンプレート選択から「空白」を選ぶと使いやすいです）
- カウントしたいテキストをコピーして文書内に貼り付ける
- 画面右上の「･･･」ボタン（その他メニュー）をタップ
- 「単語数を表示」をオンにすると、画面下部に単語数が表示されるようになります
- 単語数をタップすると、文字数・段落数・ページ数・行数などの詳細情報がポップアップ表示されます
このように、Pagesでは文字数だけでなく、文章全体の構造情報まで一括で把握できるのが大きな利点です。
特に、レポートや論文、長文記事を作成する場合には、編集しながらすぐに文字数が確認できるため、非常に効率的です。
また、PagesはiCloudと連携しており、iPhone・iPad・Mac間でのファイル共有がスムーズに行える点も便利です。
外出先ではiPhoneで、じっくり書きたいときはiPadやMacで、といったようにシームレスに作業を続けられるのも魅力です。
さらに、音声入力機能とも連動できるため、手がふさがっているときにも音声で入力した文章をリアルタイムでカウントすることが可能です。
見た目も洗練されており、初心者から上級者まで幅広いユーザーにおすすめできる文字数カウント方法です。
よくある質問とトラブル対処法
Q. ショートカットがうまく動作しない場合の対処法は？
ショートカットが動作しない場合は、まずアクションの順番が正しいか、必要なアクションがすべて揃っているかを確認してください。
意外と多いのが、入力されたテキストが空欄だったり、途中で「入力を求める」アクションが抜けていたりするケースです。
また、ショートカットが途中で止まってしまう場合は、不要な条件分岐などが原因になっている可能性があります。
それでもうまくいかない場合は、ショートカットを一度削除して最初から作り直すのが有効です。
作り直す際は、公式のテンプレートやネット上の信頼できる例を参考にすると、失敗が少なくなります。
Q. カウントが正確でないときの原因は？
文字数が実際と異なる場合、よくあるのが改行や空白文字、タブ、絵文字、記号などの扱いによる誤差です。
たとえば、改行コードを1文字としてカウントするかどうかはアプリによって異なります。また、全角・半角の空白や句読点の扱いにも違いがあります。
さらに、日本語の文章では助詞や助動詞などが短い文字列で構成されており、英語や他言語と比べても文字数のカウントに差が出やすい点も考慮が必要です。
できるだけ実際に使いたいアプリや環境で確認するようにしましょう。
Q. iOSアップデート後に不具合が出たときは？
iOSのアップデートにより、以前まで正常に動いていたショートカットやアプリが動かなくなることがあります。
これは新しいOSで一部のアクション仕様が変更されたり、セキュリティ制限が強化されたりすることが原因です。
対処法としては、まずアプリやショートカット自体を最新の状態に更新することが重要です。
また、設定アプリ内の「ショートカット」設定がオフになっていないか、必要なアクセス許可（クリップボードや通知など）がブロックされていないかも確認しましょう。
Q. 文字数カウント時に注意すべき点は？
文字数を正確に把握するためには、使用する文字の種類に注意を払う必要があります。
絵文字や記号、特殊文字などはアプリによって「1文字」と認識される場合とされない場合があります。
たとえば「😊」や「©」などの記号が2文字としてカウントされることもあり、注意が必要です。
また、提出先やサービスによって「空白を含むか」「改行はカウントするか」などの基準が異なる場合があります。
最終的に提出する形式に合わせて文字数を調整し、必要であれば複数のツールでクロスチェックを行うと安心です。
まとめ：自分に合った方法でiPhone/iPadの文字数をスマートに確認しよう
iPhoneやiPadの「メモ」アプリは非常に使いやすく、日常的なメモ取りから文章作成まで幅広く対応できますが、文字数カウント機能が標準では搭載されていないため、外部アプリや機能を活用する必要があります。
今回紹介したように、無料アプリを使えば誰でも簡単に文字数をチェックでき、Pagesを使えばレポートや長文執筆にも対応した正確なカウントが可能です。
また、ショートカット機能を利用すれば、自分の作業スタイルに合わせて自動化・効率化も図れます。
・とにかく手早くチェックしたい人には、コピー＆ペーストだけで済む「文字数カウント」アプリ。
・リアルタイムで常時文字数を確認したいなら「文字数カウントメモ」アプリ。
・文章の構成を意識しながら作成したい人には、機能豊富な「Pages」。
・自動化やSiri連携で作業を時短したい方には「ショートカット」。
用途や目的に応じて、これらの方法を組み合わせて使うのもおすすめです。
自分にとって最も使いやすく、効率的な方法を見つけて、iPhoneやiPadでの文章作成をより快適にしていきましょう。
