外出時に飲み物を持ち運ぶ際に重宝する水筒ですが、長く使っていると、「フタが急に開かなくなった!」という経験をすることがあります。
特に、好きな飲み物を入れた後にフタが開かないと、非常に残念な気持ちになりますよね。
そんな時のために、水筒のフタが開かなくなる原因と、開かない時に試してみてほしい対応策をご紹介します。
これらの対応策を知っておくことで、水筒を使用する際のストレスを減らし、より快適に利用しましょう。
目次
水筒のフタが開かない原因とは?
水筒のフタが開かない主な原因は以下の4点です。
- 水筒内部の気圧が上昇し、フタに圧力がかかっている
- 内容物が冷えてしまい、水筒内が真空状態になっている
- フタの隙間にジュースなどが固まってしまっている
- フタを閉める際に正しく位置が合わず、斜めになってしまっている
熱い飲み物を入れた後、水筒内の気圧が上がると、フタが開きにくくなります。
また、冷たい飲み物を入れたり、飲み物が冷えて水筒内の気圧が下がったりすると、真空状態になりフタが開きにくくなることがあります。
他にも、フタの隙間に飲料がこびりついたり、フタを斜めに閉めてしまったりすると、開けにくくなる原因となります。
状況に合わせた水筒のフタ開け方10選
困った時にどのような方法を試すかは、その状況によって異なります。
道具が使えるかどうか、外出先で困っているのか家で困っているのか、によって適切な対応策は変わってきます。
ここでは、様々なシチュエーションで試せる対応策を紹介します。
手だけで開ける方法
外出先などで道具を使えない時は、手だけで開ける方法が必要です。
以下のコツを試してみましょう。
水筒とフタをしっかりと持ち、腕全体の力を使ってフタをひねります。
この時、手首は動かさず、腕の動きだけでフタを回すことがポイントです。
こぼれないように注意しながら、水筒を逆さまにしてフタを回すと、開けやすくなります。
ただし、回す方向に注意してください。
フタを手で軽くたたいたり、柔らかい面に軽く打ちつけたりすることで、フタが緩んで開きやすくなります
家で電気製品が使える時の開け方
自宅にいる時、電気製品を使って固く閉じたフタを開ける方法はいくつかあります。
フタを暖めることで膨張させ、フタと本体の間にわずかな隙間が生まれ、開けやすくなります。
ただし、フタが熱すぎないよう注意してください。
フタを温める別の方法として、水筒を逆さまにして、50℃~70℃のお湯に1分間ほど浸すと良いでしょう。
洗剤を加えると、フタがさらに滑りやすくなります。
水筒内が真空状態になっている場合は、中の空気を暖めて膨張させる方法が効果的です。
水筒をお湯の入った鍋に入れ、5分ほど煮ると良いでしょう。
フタが回るけれど開かない時の対処法
「フタは回るけれど開かない」という状況に遭遇した場合、フタを上から押しながら回したり、引っ張りながら回すことを試してみてください。
この方法で、フタが本体と適切に噛み合うことができれば、開けられるかもしれません。
役に立つアイテム紹介
水筒のフタが開かない時に役立つアイテムをいくつか紹介します。
力を節約できるキャップオープナー
シンプルなデザインで、フタをしっかりと挟み、軽い力で回せます。
直径3.3cmから7.1cmまでの4種類のフタサイズに対応しています。
伸縮自在のゴム製オープナー
ゴム製の伸縮可能なストラップでフタを挟み回すタイプのアイテムです。
直径2.5cmから9.5cmまでの幅広いサイズのフタに使えます。
ラバーベルトレンチ
ゴム製のベルトでフタを挟んで回すタイプのアイテムで、Sサイズは直径10cmまで、Lサイズは15cmまでのフタに対応しています。
これなら大きなフタでも安心です。
水筒に入れてはいけないもの
水筒を使う際は、炭酸飲料のように内部の圧力を高める飲み物は避けるべきです。
ステンレス製の水筒に炭酸飲料を入れると、ガスが発生しフタが開かなくなる可能性があります。
炭酸飲料を入れてしまいフタが開かなくなった場合、水筒の温度を下げることで内部の圧力を減らし、開けやすくなります。
例えば、1~2時間冷蔵庫で冷やすことが効果的です。
このようにして、水筒使用時のトラブルを防ぐことができます。
炭酸OK!特選水筒ガイド
「水筒では炭酸は避けたほうがいい」とよく言われますが、炭酸を楽しみたいときもありますよね。
そんな時に役立つ、炭酸に対応している水筒を見つけました!
FLSKブランドの750mlステンレス真空断熱ボトルは、洗練されたデザインが魅力で、炭酸対応という珍しい特徴を持っています。
その上、保冷効果も抜群です。
KINTOのTO GO BOTTLE 360mlは、プラスチック製で、炭酸飲料にも適しています。
二層構造で飲み物の冷たさを長持ちさせるのに加え、透明デザインで中身が見えるのが魅力です。
水筒のフタが固くなるのを防ぐコツ
水筒のフタが開かないといったトラブルは、予防できればもっと便利ですよね。
水筒が開かなくなる主な理由の一つに、「内部が真空状態になる」ことがあります。
これは水筒内の気圧が下がることによって生じます。
この真空状態を防ぐためには、定期的にフタを開けて空気を入れることがおすすめです。
これは水分補給の機会にもなり、健康を保つ上で役立ちます。
まとめ
ここで紹介したポイントをまとめましょう。
水筒のフタが開かない主要な原因は、内部の真空状態です。
フタが開かない時は、力のかけ方や補助道具を上手に利用しましょう。
開けにくいフタを解決するための便利なグッズもあります。
通常、炭酸は水筒にNGですが、炭酸対応の水筒も選べます。
定期的にフタを開けて空気を入れることで、真空状態を避けられます。
水筒のフタが開かないという状況は意外とよくあることですが、ここで紹介したような簡単な工夫で解決できます。
フタが開かない時には、ぜひこれらの方法を試してみてくださいね。
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