Instagramのダイレクトメッセージ(DM)に登場した新機能「Draw(落書き)」。
これまでのDMに比べて、もっと感情や雰囲気を伝えやすくなったと話題になっています。
でも中には、「表示されない」「うまく使えない」と困っている方もいるのではないでしょうか?
本記事では、Draw機能の基本操作から使えないときの原因・対処法、そして楽しい活用法までを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
一見シンプルに見えるこの機能ですが、実はDMの使い方を大きく広げてくれる魅力がたっぷり。友達や恋人とのやり取りをもっと楽しくしたり、ちょっとしたアイデアでセンスを伝えることも可能になります。
ビジネスシーンでは注意が必要ですが、うまく使えば柔らかい印象づけにも一役買ってくれます。
読み進めていただくことで、あなたのDMがまるでキャンバスのように生まれ変わるヒントが見つかりますよ。
目次
Drawが使えない?表示されないときの対処法

原因は3つだけ!チェックポイント一覧
Draw機能が表示されない場合、まずは次の3つを優先的に確認しましょう。
- Instagramアプリが最新版に更新されているかどうか。
- 使用中のアカウントがDraw機能の公開対象となっているかどうか。
- 利用しているスマートフォンのOSバージョンがInstagramの最新機能に対応しているかどうか。
これらの条件がそろっていないと、Draw機能は表示されません。
特にアプリの自動更新がオフになっている場合、気づかないうちに旧バージョンを使用していることが多いため、設定を見直すことが大切です。
すぐ試せる解決法(アップデート・再起動など)
まずはInstagramアプリを最新版にアップデートしましょう。
App StoreやGoogle Playストアで手動更新が必要な場合もあります。
更新後は、端末自体を一度再起動すると、機能の反映がスムーズになります。
また、複数のアカウントをお持ちの場合は、別アカウントに切り替えてDrawが使えるかを確認してみましょう。
一部のケースでは、Draw機能が反映されたアカウントで一度ログアウトし、再度ログインすることで他アカウントにも反映されることがあります。
それでもダメな場合は待つしかない?
すべての対処法を試してもDraw機能が表示されない場合は、機能の公開がまだご自身のアカウントに行き渡っていない可能性があります。
Instagramでは、新機能を一斉に公開するのではなく、段階的に反映させていく方式を採用しています。
そのため、早い方でリリース初日から使える一方で、数日〜1週間ほど遅れて使えるようになるケースも珍しくありません。
焦らずに、日を置いて再度確認することが一番の近道です。
Draw(落書き)ってどんな機能?できること一覧
ペン・色・ステッカーで自由に描ける
Draw機能は、DMの会話画面上で自分の指を使って自由にイラストや文字を手描きできる機能です。
選べるペンツールの種類や色のバリエーションも豊富で、カラーパレットから直感的に好きな色を選べるのが特徴です。
また、ステッカーを貼って装飾を加えることで、会話に遊び心をプラスできます。
通常のテキストメッセージでは伝わりにくい感情や雰囲気を、Drawを使って視覚的に伝えることが可能になります。
ペンは「通常ペン」「蛍光ペン」「ブラシペン」などがあり、描写のタッチによって表現に幅が出るのもポイント。
消しゴムツールもあるため、間違えて描いても安心です。
対応端末と利用開始時期は?
このDraw機能は、Instagramが2025年10月下旬に正式発表した最新アップデートの一部として追加されたもので、アプリバージョンv360以降に対応しています。
対応端末はiOSおよびAndroidの両方で、特定の国や地域に制限はありません。
ただし、機能は段階的に公開されており、ユーザーごとに利用可能になる時期に差があります。
アプリを最新版に更新しても使えない場合は、端末の再起動や時間をおいてからの再チェックが効果的です。
落書きの描き方と消し方【初心者でも簡単】
描く手順(DM画面からの操作)
Draw機能を使って落書きを描く手順はとてもシンプルです。
まずはInstagramアプリを開き、DM(ダイレクトメッセージ)画面を表示しましょう。その中で落書きをしたい相手とのチャットを選びます。
- DM画面右下の「+」ボタンをタップ。
- 表示されるアイコンから「Draw」もしくは「落書き」ボタンを選択。
- ペンや色を選んで自由に描画。
描いた内容はリアルタイムで相手に表示されるため、スピーディーなコミュニケーションが可能になります。
消し方と保存のコツ
Drawで描いた内容を削除したい場合は、描いた箇所を長押しすることで「削除」メニューが表示されます。
これを選べば、相手の画面からも自動的に削除されるため、誤送信しても安心です。
どうしても残しておきたい落書きがある場合は、スクリーンショットを撮って保存しておきましょう。
端末の標準機能で簡単にキャプチャできるため、思い出として残すのにも便利です。
自動削除の仕組みと注意点
Drawで描かれた内容は「一時的な表示」を前提に設計されており、新しいメッセージが届くと上書きされるような形で表示されなくなります。
また、一定の時間が経過すると自動的に削除される仕様になっています。
このため、「後から見返したい」「ずっと残したい」といった目的にはあまり向いていません。
Drawは“今この瞬間”を楽しむためのツールとして気軽に使うのがコツです。
こんな使い方も!Drawの活用アイデア集
友達や恋人との楽しい使い方
Draw機能を使えば、普段のDMのやりとりがグッと楽しくなります。
たとえば、旅行中の写真に「ここ最高だったね!」と手書きでコメントを入れたり、かわいいイラストを添えて「また行こうね」と気持ちを伝えることもできます。
他にも、グループDMを使って「これ何の絵か当てて!」といったお絵描きクイズを楽しんだり、ハートや星、吹き出しを使って画像をデコレーションすることで、手紙のような温かみのあるコミュニケーションが可能になります。
ビジネスでの注意点と判断基準
Draw機能はカジュアルで親しみやすい反面、ビジネスの場面では慎重に使う必要があります。
たとえば、社内の軽いやり取りや、すでに信頼関係が築かれている取引先との雑談には適していますが、新規のお客様やフォーマルな連絡には向きません。
Drawを使うことで「ふざけた印象」や「不真面目な態度」と受け取られる可能性もあるため、相手や状況をよく見極めたうえで使用することが大切です。
「一瞬を楽しむ」SNSらしい表現とは?
SNSならではの魅力は「リアルタイムの感情表現」です。
Draw機能はその特徴を活かし、完璧ではないけれど心のこもった手描きで、今この瞬間の気持ちを伝えることができます。
「上手に描こう」と構えるよりも、「楽しさ」「自分らしさ」を重視して気軽に使ってみると、思わぬ反応が返ってきたり、会話が広がるきっかけになるかもしれません。
よくある質問(Q&A)
Q:Drawが使えないのは不具合ですか?
A:多くの場合、Draw機能が段階的に公開されているため、まだ対象になっていないだけです。不具合ではありません。
Q:保存してあとから見返すことはできますか?
A:Drawは一時的な表示が前提のため、自動で消える仕組みになっています。保存したい場合はスクリーンショットを活用しましょう。
Q:誰でも使えるようになりますか?
A:現時点では段階的公開中ですが、今後すべてのユーザーに行き渡る見込みです。アプリを最新版に保ち、時々確認するのがおすすめです。
まとめ|DMをもっと楽しく、あなたらしく
インスタグラムのDMに新しく追加された「Draw(落書き)」機能は、ただのメッセージを、もっとパーソナルで楽しいコミュニケーションに変えてくれる素敵なツールです。
手描きならではの温かさや、ステッカーによる装飾で、あなたの気持ちがよりストレートに伝わります。
描いた内容はその場限りかもしれませんが、その分、今この瞬間を大切にできるのが魅力です。
使えないときの対処法もしっかり押さえておけば、突然のトラブルにも焦らず対応できます。
Draw機能は、上手に使えば友達との会話がもっと深まったり、新しい表現の楽しさを味わうこともできます。
日常のちょっとしたやりとりを、Draw機能で彩ってみませんか?迷ったときはぜひこの記事を見返して、あなたらしいDM表現を楽しんでくださいね。

