最近は公衆電話を使う機会がほとんどなくなりましたが、公衆電話から携帯電話にかける際のトラブルについて知っておくと便利です。
この記事では、
- 公衆電話から携帯電話にかける方法
- つながらない時の原因と解決策
- 通話料金について
解説します。
目次
公衆電話から携帯にかけられない時の2つの主な理由
公衆電話から携帯電話に通話しようとしても、時にはうまく繋がらないことがあります。
その主な原因は二つ考えられます。
まず、相手方の携帯電話が「公衆電話からの着信を拒否」している場合です。
この設定は携帯電話のメニューから変更可能で、設定の方法は機種によって異なります。
特に災害時など、あらゆる電話からの連絡を受ける必要がある場合には、この設定を見直すことが大切です。
次に、使っている公衆電話がピンク色のものである場合があります。
普通の公衆電話は黄緑色ですが、一部の場所にあるピンク色の公衆電話は個人が所有しており、携帯電話への通話が制限されていることがあります。
そのため、携帯への通話がつながらない場合は、黄緑色の公衆電話を探してみると良いでしょう。
さらに、公衆電話から携帯電話への通話料金についても確認しておきます。
2021年10月以降どのキャリアでも同じ料金設定が適用されており、10円で特定の秒数通話することができます。
ただし、キャリアによっては料金が異なる場合もあるため、事前に確認することをお勧めします。
公衆電話から携帯への通話料金と使い方のポイント
公衆電話から携帯電話にかける際の料金は、時間や場所にかかわらず、15.5秒ごとに10円が一般的です。
参考:NTT公式サイトより
この情報は、NTT東日本のサイトに基づいていますが、格安SIMを使っている場合でも同じ料金が適用されます。
例えば、楽天モバイルやUQモバイルのユーザーも、公衆電話からの通話料金は同じです。
公衆電話から固定電話への通話料金は区間にもよりますが、10円(税込価格)で通話できる時間は区域内など56.0秒です。
公衆電話から固定電話へかける料金と比べると少し高めです。
まとめ
公衆電話の使用時にはいくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。
まず、通話がつながらない場合、相手の携帯電話が公衆電話からの着信を拒否している可能性があります。
また、ピンク色の公衆電話は個人所有であることが多く、携帯電話への通話が制限されていることもあります。
日常生活で公衆電話を使用する機会は少ないかもしれませんが、緊急時や携帯電話の充電がない時には役立ちます。
そういった場合に備えて、少なくとも一人か二人の連絡先は覚えておくことをお勧めします
公衆電話は、特定の状況下では今でも重要な役割を果たすことがあります。
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