身内や知人の訃報を受けたとき、
「すぐに駆けつけられない」
「香典を送るほどではないかもしれない」
「失礼にならない形で気持ちを伝えたい」
と悩むことがあります。
そんなときの選択肢のひとつとして、郵便局で取り扱われてきた「お線香たより」があります。
ただ、お線香たよりについて調べると、
「値段はいくら?」
「翠麗ってどんな商品?」
「ネットに出ている1,080円という価格は今も同じ?」
「現在も郵便局で販売されているの?」
など、分かりにくい点が少なくありません。
特に注意したいのが、ネット上に残っている価格情報には、過去に販売されていた当時の情報が多く含まれていることです。
この記事では、郵便局のお線香たよりについて、過去の公式情報をもとに「値段」「翠麗」「白檀 翠麗」「喪中見舞い関連商品」などを整理して紹介します。
なお、2026年現在も購入できるのか、郵便局の窓口でどのように確認すればよいのか、実際にどう送るのかについては、私自身の購入・発送体験を別記事で詳しくまとめています。
▶ 郵便局のお線香だよりは2026年も買える?実際に購入して送った方法を写真付きで解説
郵便局のお線香たよりとは?
お線香たよりとは、お線香とお悔やみの気持ちを伝えるカードなどをセットにして送る、郵便局で取り扱われてきた弔事向けの商品です。
葬儀に参列できなかった場合や、喪中はがきで後から訃報を知った場合などに、直接訪問せず気持ちを届ける方法のひとつとして利用されてきました。
代表的な商品として知られているのが、郵便局限定のお線香たより「翠麗(すいれい)」です。
その後、「白檀 翠麗」などの商品も販売されていました。
一方で、お線香たよりは現在の郵便サービスのように、商品一覧や最新価格を常時確認できる公式ページが分かりやすく残っている商品ではありません。
そのため、ネットで検索すると過去の販売価格と現在の情報が混在している点には注意が必要です。
郵便局のお線香たよりの値段はいくらだった?
「郵便局のお線香たよりはいくらなの?」
と気になって検索している方は多いと思います。
結論からいうと、過去に販売されていたお線香たよりについては、日本郵便が公式に発表していた販売価格を確認できます。
ただし、それらはあくまで当時の販売価格です。
2026年現在の現行価格として、そのまま利用できる数字ではありません。
過去の公式価格は確認できる
代表的なお線香たより「翠麗」は、販売開始当時1,080円(税込)で案内されていました。
その後に登場した「白檀 翠麗」は、通常の翠麗より内容量の多い商品として販売され、2,500円前後の価格帯で案内された時期があります。
このため、ネットで「郵便局 お線香たより 値段」と検索すると、1,080円や2,500円前後といった数字を目にすることがあります。
ただし、この価格だけを見て「現在もこの値段で買える」と判断するのは避けたほうがよいでしょう。
ネットで見かける1,080円は現在価格ではない

特に検索結果でよく見かけるのが、「翠麗は1,080円」という情報です。
これは誤情報というわけではありません。
「翠麗」が販売された当時、日本郵便から案内されていた公式価格です。
ただし、販売開始から年月が経過しているため、2026年現在も同じ価格で販売されていることを示す情報ではありません。
過去の商品情報を調べる際には、
「当時はいくらだったのか」
と、
「今はいくらなのか」
を分けて考える必要があります。
2026年現在の価格は公式サイトだけでは確認しづらい
2026年現在、お線香たよりの最新価格や現行ラインナップを一覧で確認できる公式商品ページは、分かりやすい形では確認できません。
そのため、現在購入する場合の正確な価格については、実際に利用する郵便局へ確認するのが確実です。
また、
「現在も販売されているのか」
「店頭に商品がない場合はどうすればいいのか」
といった点については、別記事で実際に郵便局で購入したときの体験を詳しく紹介しています。
▶ 郵便局のお線香だよりは2026年も買える?実際に購入して送った方法を写真付きで解説
郵便局のお線香ギフト「翠麗」とは?
郵便局のお線香たよりについて調べると、よく目にする商品名が「翠麗」です。
「郵便局 線香 ギフト 翠麗」
「郵便局 翠麗」
「お線香たより 翠麗」
などの言葉で探している方も多いのではないでしょうか。
翠麗は、郵便局限定のお線香たよりとして販売されていた代表的な商品です。
お線香たより「翠麗」の内容と当時の値段
「翠麗」は、お線香とお悔やみカードをセットにした商品として販売されていました。
当時の主な内容は次のようなものでした。
- 販売価格:1,080円(税込)
- お線香:約50g×2箱
- お悔やみカード付き
- 販売開始:2014年10月
- 全国の郵便局で取り扱い(一部簡易郵便局を除く)
また、当時は商品自体を郵送できるような形になっており、切手を貼って送る方法が案内されていました。
ただし、郵便料金はその後改定されています。
そのため、当時の送料や送り方をそのまま現在に当てはめるのではなく、実際に送る際は最新の郵便料金を確認する必要があります。
「白檀 翠麗」の内容と当時の値段
その後、「白檀 翠麗」という商品も販売されました。
通常の翠麗よりも内容量が多く、白檀の香りを使った商品として案内されていました。
私自身が実際に購入したのも、この白檀タイプのお線香だよりです。

当時の商品には、お線香3箱とお悔やみカードが入っていました。
販売価格は時期によって改定された経緯があり、2,500円前後で販売されていた時期があります。
ただし、こちらについても現在価格ではありません。
現在購入する場合は、価格や取り扱いの有無を郵便局で確認してください。
「翠麗」と「白檀 翠麗」の違い

翠麗と白檀 翠麗は、どちらも郵便局のお線香たよりとして販売されていた商品ですが、内容量や香り、価格などに違いがありました。
一般的な「翠麗」は比較的コンパクトな内容で、白檀 翠麗はお線香の箱数も多く、やや上位の商品として案内されていました。
| 商品 | 当時の価格 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 翠麗 | 1,080円(税込) | お線香 約50g×2箱・お悔やみカード |
| 白檀 翠麗 | 2,500円前後の時期あり | お線香3箱・お悔やみカード |
ネット上では両方の情報が混在していることがあるため、
「1,080円と書いてある記事」
「2,500円前後と書いてある記事」
があっても、どちらかが間違っているとは限りません。
紹介している商品や販売時期が違う可能性があります。
郵便局で販売されていた喪中見舞い関連商品

郵便局では、翠麗や白檀 翠麗以外にも、喪中見舞いに利用できる商品が案内されてきました。
ここでは、過去に案内されていた代表的な商品を紹介します。
喪中見舞いパック
喪中見舞い向けの商品として、「喪中見舞いパック」が案内されていた時期があります。
複数の香りのお線香と、お悔やみの気持ちを伝えるためのカードなどを組み合わせた商品です。
過去には1,750円(税込)前後で販売されていた時期があり、ラベンダー・蓮花・白梅など複数の香りがセットになっていました。
また、すべての郵便局ではなく、一部の郵便局で取り扱われていた商品として案内されていた時期もあります。
現在の取り扱い状況や価格については、当時の情報と分けて考える必要があります。
風だよりシリーズ
日本香堂の「風だより」シリーズも、郵便局を通じて案内されていたお線香商品のひとつです。
春・夏・秋・冬と季節をイメージした香りがあり、弔意を伝えながらもやわらかな印象を持つ商品として紹介されていました。
ただし、こちらも過去に案内されていた商品です。
現在も同じ商品が継続して販売されているかどうかについては、過去の商品情報だけで判断しないようにしましょう。
過去のお線香たよりの価格を見るときの注意点
郵便局のお線香たよりについて検索すると、さまざまな価格が表示されます。
しかし、その多くは販売当時の情報です。
そのため、価格を見るときは「いつの情報なのか」を確認することが重要です。
たとえば、
- 翠麗:1,080円
- 白檀 翠麗:2,500円前後
- 喪中見舞いパック:1,750円前後
などの価格情報がありますが、これらは過去に案内されていた価格です。
2026年現在の価格を示すものではありません。
また、日本郵便のネットショップでは現在も弔事用のお線香ギフトなどが販売されていますが、それらは過去の「お線香たより」「翠麗」と同一商品とは限りません。
「郵便局で売っている線香=すべてお線香たより」と考えないほうが分かりやすいでしょう。
現在の価格や商品を知りたい場合は、過去のネット情報だけで判断せず、利用予定の郵便局で確認するのがおすすめです。
お線香たよりはどんなときに選ばれる?
お線香たよりは、直接葬儀へ参列できなかった場合などに、弔意を伝える方法のひとつとして利用されてきました。
喪中はがきで訃報を知ったとき
年末に届いた喪中はがきで、知人や友人の家族が亡くなったことを初めて知ることがあります。
葬儀から時間が経っているため、
「今から何かしても遅いのかな」
と迷うこともあるでしょう。
そのような場合に、相手を訪問せず、気持ちを届ける方法としてお線香を検討するケースがあります。
葬儀に参列できなかったとき
家族葬などで葬儀が行われ、後から訃報を知った場合や、遠方などの事情で参列できなかった場合にも、お線香を送ることがあります。
相手へ直接連絡することをためらう場合でも、郵送であれば静かに弔意を伝えることができます。
香典ほど形式張らずに気持ちを伝えたいとき
香典を送るほどではないものの、
「何もしないのも気になる」
という場合にも、お線香は選択肢のひとつになります。
ただし、必ず送らなければならないものではありません。
相手との関係や状況に合わせて考えることが大切です。
お線香たよりは失礼にならない?
お線香を送ること自体は、弔意を伝える方法のひとつです。
ただし、どのような相手にも必ず適しているとは限りません。
相手の宗教や宗派、家庭の考え方によっては、お線香以外の方法が適していることもあります。
また、香典や供物を辞退されている場合には、相手の意向を尊重することが大切です。
「せっかく送るのだから」と自分の気持ちを優先するのではなく、受け取る側の負担にならないかを考えて選ぶようにしましょう。
喪中はがきを受け取ってから送ってもいい?
喪中はがきで初めて訃報を知り、その後にお線香を送りたいと考える方もいます。
ただし、喪中はがきを受け取ったからといって、お線香を必ず送る必要はありません。
何か気持ちを伝えたいと思った場合に、自分と相手との関係を考えたうえで選ぶ方法のひとつです。
また、喪中はがきが届く時期や、届いたあとにどのように対応するか迷う場合は、喪中はがきについてまとめた関連記事も参考にしてください。
実際に郵便局で購入・発送する方法は?
ここまで、お線香たよりの値段や翠麗などの商品について紹介してきました。
では、実際に現在購入したい場合、
「郵便局のどこで買うの?」
「窓口では何と聞けばいい?」
「商品棚にない場合は?」
「どうやって発送する?」
といった疑問が出てくると思います。
私自身、実際に郵便局でお線香だよりを購入した際には、商品棚ではなく窓口で尋ねて出してもらいました。
そのときの購入方法や、お悔やみカード、宛名、箱のまま送る方法、レターパックを使った発送などについては、別記事で写真付きで詳しく紹介しています。
2026年現在の取り扱いについて確認したい方も、こちらの記事を参考にしてください。
▶ 郵便局のお線香だよりは2026年も買える?実際に購入して送った方法を写真付きで解説
まとめ|お線香たよりの値段は過去価格と現在価格を分けて考えよう
郵便局のお線香たよりは、お線香とお悔やみの気持ちを届けるための商品として、長く取り扱われてきました。
代表的な商品には、
- お線香たより「翠麗」
- 白檀 翠麗
- 喪中見舞いパック
- 風だよりシリーズ
などがあります。
過去の公式情報では、翠麗が1,080円、白檀 翠麗が2,500円前後などの価格で案内されていた時期があります。
ただし、これらは販売当時の価格です。
ネットで「お線香たよりの値段」を調べたときに表示される価格を、そのまま2026年現在の価格だと思わないように注意してください。
現在の販売状況や価格については、過去の公式資料だけでは判断できない部分があります。
実際に購入する場合は、利用予定の郵便局へ最新の取り扱い状況を確認するのが確実です。
また、実際に郵便局で購入して発送する流れについては、別記事で私自身の体験を写真付きでまとめています。
「今も買えるの?」
「窓口で何と聞けばいい?」
「どうやって送る?」
という方は、あわせて確認してみてください。
▶ 郵便局のお線香だよりは2026年も買える?実際に購入して送った方法を写真付きで解説

